新着情報マナメディア

留学生と暮らす学生寮で国際感覚を磨こう

首都圏の大学で、外国人留学生と日本人学生が一緒に暮らす形式の学生寮が増えていることが、2月18日付けの日本経済新聞で紹介されています。

最近の学生寮といえば個室が主流。しかし個室だと学生同士のコミュニケーションが取りにくいという課題もありました。
そんな中、プライバシーを確保する個室と共用のリビングを設けて、学生同士が交流しやすい間取りを採用している大学が増えています。日本人と留学生の「混住型」の寮を活用し、留学生の受け入れ体制を整えるとともに、日本人学生の国際感覚を磨いてもらおうというねらいです。

慶應義塾大学は、2017年3月の開設を目指して日吉キャンパス(横浜市)近くに200室の寮を新設します。ここでは慶應大としてはじめての「ユニット形式」を採用。4つの個室と共用リビング、トイレ、シャワー、洗面台で1ユニットとし、日本人学生と留学生が二人ずつ入居する予定です。1階には全館共用の大浴場、集会室、中庭、ラウンジなどを設け、学生主体のイベントにも使えるようになっています。
創価大学では2017年に女子寮、男子寮ともに新設し、外国人学生、日本人学生それぞれ4人ずつ、計8人で1ユニットとする予定。
このほか、埼玉大学、千葉大学、明治大学なども混住型の新しい学生寮の整備を進めています。

慶應大の留学生数は1418人(2015年5月時点)で、2005年に比べて約2倍に増えています。創価大学では2023年に向けて、日本人学生の海外留学をほぼ全学生に拡大し、同時に外国人留学生の受け入れを現在の4倍の約1200人にするなど、学生同士の交流の幅や機会はこれからもっと増えることになりそうです。

プライバシーを守りつつ、ユニット形式の採用で日常的な交流を促すという「混住型」の寮。日本に居ながらにして交流ができる機会が着実に増えていくようです。
大学選びのひとつとして、こうした国際感覚を磨くことのできる学生寮を視野に入れてみるのもいかがでしょうか。

新着情報・記事一覧

新着情報・記事一覧

カテゴリ